恋愛至上主義と恋愛資本主義

さて、なんでこんな話をするのか。
さっきも言ったけど、ちょっと俺も鬱でね・・・
あと、最近とあることでブチギレたんで(ぁ


まず、これだけ言わせてほしい。
・・・別に二次に逃避なんかしたくない。
三次でどう言われても、俺はあくまで固執したい。


・・・まぁ待て。そこ、『キモい』言うなwww
俺がこう言うのにもちゃんとした理由があるんだ、まぁ・・・ね(ぉ



さて、『本田透』という人物をご存知だろうか。
彼は幼い頃に母親の愛情を不幸にも受けられなかったため、結婚して幸せな家庭を築こうとした人物である。
ここまでなら『うぅっ・・・なんて可哀相な奴なんだ・・・(T-T)』とか思うのだが・・・

やはり、現実は上手くいかないようで。
彼は、愛よりも顔・経済力でしか男を見ず、おまけに男を道具扱いまでする女性達を見て、失望してしまったのである。

こうして、彼は現実=三次を棄て、二次彼女を求めた。
そして、めでたくギャルゲー『ONE』の川名みさきと脳内結婚を果たすのであった。


・・・さて、彼はこうして一冊の本を出版する。
それが、『電波男』。

電波男

電波男

彼はこの本の中でこう唱えている。



『ONE』の主人公は、かつて妹と死別したトラウマを抱えたまま、思春期を迎えている。
彼・・・いや、もう、ここでは『俺』と言わせてもらおう!
『ONE』の主人公の俺は、かけがえのない妹を失って、もう、この世界に生きる意味を見失ってしまったんだよう!
宮沢賢治のごとく、俺は、日々を虚しく過ごしながら、妹がきっと待っているであろう『えいえん』の世界・・・つまり、空想の世界の住人になることをなんとなく予感している。
三次元の荒んだ現実に絶望し、二次元の妹世界を夢見るオタク・・・つまり、俺自身なんだよ、こいつは!




・・・こうして、純粋な愛を二次元に求めて逝ったと書かれている。
いや、それよりも重要なのはその後。


彼は、この『荒んだ三次元世界』には『恋愛資本主義』によって腐敗・堕落していると断言している。

彼曰く、『恋愛資本主義』とは、女性が男を選ぶ基準みたいなものなのだが、ようは顔と経済力らしい。
つまり、彼女達は顔と金以外は全くのアウト・オブ・眼中なんだと。


確かにそういう一面もあるかも知れない。
だが、単にそれは女性を蔑視しているだけかと思うんだ。
騙すとは言っても・・・実際付き合ったのかも微妙なのに、そうやって誤解するのは妄想かと思ったんだ。


・・・そう、読んだ瞬間は。


最近、知り合いが彼女と別れたらしい。
既に相当なところまでいっていたのに、ある程度両思いだったのにも関わらず。
俺に言わせちゃ悪いが、しかもたいしたことない理由で別れたんだよ、彼は。
ちょっとぐらい良いじゃないか、とか思ったよ。流石に。
しかも、終わりがあっさりときた。


彼に対してキレるのはお門違いだと重々承知なんだが、なんかムカついてね。

どうやら、向こうから告白してきたんだと思うんだけど、どうやったらそんな簡単に棄てられるかが疑問でしょうがない。
彼は告白された側にいるわけなんだが。



どう思うよ?
さっきの『恋愛資本主義』といい『簡単に終われる恋愛』といい。


ふざけてるんですか、君達。



勿論、俺がここで何を言おうと、俺には再び突き合わせる権限も無いし、両者が別れることに納得しているなら尚更だが・・・


恋愛ってそんなに軽いもんなの?
少なくとも、俺はもっと二人きりで話したり、遊んだり、時には喧嘩したりするもんだと思っていたんだけどさ。
それとも、それは単なる俺の誤解なの?
本当は、そういう友達付き合いの延長線上ぐらいなものだった訳?



・・・なんか書いてたらますます腹立ってきたわ。



まぁ、みなさん分かっている通り、俺は恋愛弱者であり、恋愛下手であり、恋愛偏差値は0にも等しいだろうという人間ですよ。
だから、余計に腹立つんだよね。
目の前であんなに好きみたいなこと言ってたのに、自ら手を引くのが。

俺なんか、恋愛とは程遠い世界にいるのよ。
だから、彼みたいな存在がある意味では憧れだった。
彼女との関係も卒無くこなし、尚且つ危機的状況もなんとか越えていく、経験豊富な彼が憧れの対象だった。



けど、まさか簡単に別れるとか思わなかったよ。
まさかと思ったさ。
てっきりまた悪い冗談かと思った。


もう・・・恋愛に関して依り所が無くなってしまったよ。自信も無い。
別れを切り出せる側である恋愛強者になりたいよ。
俺ら、恋愛弱者を小ばかにしているのか?


俺は・・・変わりたいよ。
誰からも愛されるような、そんな人間に。



ところで、最近こんなことが分かったんだよ。
俺は『共依存症』じゃないか・・・って。
問題・悩みを持った人を助けることが天命と思って、頼んでもいないのに助けるのが止められない、一種の精神病。
そして、この苦痛から逃れるために併発するのが『恋愛依存症』。


つまり、恋愛資本主義の被害者であり恋愛依存症
さらに二次より三次を好むおまけつき。


俺に『恋愛するな!』という神からの啓典ですか?


さらにトランスベスタイト
前にも話したけど、覚えているでしょうか?
俺は、この二重苦から解放したいために異性装に興味があるのかも知れませんね。


・・・あぁ、もういいや。
もう書けば書くほど鬱だわ・・・
やっぱり、俺に三次の彼女なんておかしいのかな・・・?